こんにちは。
また久しぶりの更新になってしまいました。
おかげさまでウィルどうぶつクリニックは2月20日4周年を迎えました!
オープンしてからウィルの死、2度の出産や、入院などいろいろありましたが、ここまで来られたのは本当に支えてくださっている皆様と通ってくださっている患者さまのおかげです。
いつも、本当にありがとうございます。
この冬も、お亡くなりになる子がたくさん、いらっしゃいました。
皆、よく頑張ったよね。
それぞれの年齢、病気、いろいろなものを抱えながらでしたが、皆精一杯自分の命を全うしていったと思います。
いつも、病気の子や寿命を全うしていく子たちをみて、この子たちは私たちにいろいろなことを気づかせるためにここに来たのだと、こころから思います。
私たちが自分の人生だけでは体験しきれない悩み・苦痛・葛藤・そして愛情をこの子たちは短いワン生、ニャン生の中で教えてくれているのだと思います。
もし、嬉しいこと、楽しいことだけだったら、私たちは学ぶでしょうか。
よりよく生きていくためにはどうしたらよいか、考えるでしょうか。
いつも元気で調子が良くて怖いものなしだったら、弱い者の痛みが、わかるでしょうか。
わたしたちはいつも、比べてばかりだと思います。
同じ歳のあの子のほうが元気だ、あの子はすぐに元気になったのにうちの子はなぜ病気ばかりなのだろう、なんでなんで・・・・
今一緒にいられることが幸せなのです。
明日の今頃は一緒にいられないかもしれない。
命の最期があるのは皆平等です。
ですから、ほかの子と比べず、その子をみてあげてください。
治らなくても、飼い主さんが笑ってくれているのが、動物たちにとっては一番の幸せなのではないでしょうか。
(もちろん、適切なケアを受けている場合です)
一緒に笑ってできる限り楽しく暮らすこと。
病気だけにとらわれず、ぜひそれを思いだしていただけたらと思います。
なんだかまた新興宗教みたいな記事?になってしまいました笑
私はとくにどこかの宗教や団体に属しているわけではないし、動物たちの「言葉」もわかりません(犬語、猫語のわかるコミュニケーション能力はないため)
でも、寿命を全うしていく子たちをみて、毎回、そのように感じます。
たくさんのことを教えてくれるどうぶつたちに感謝です。
ウィルどうぶつクリニックは、これからもどうぶつとの生活が少しでもラクに、楽しく、おだやかなものになるように、
私たちのできることでお手伝いしていきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。