ウィルだよ!

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2014年8月12日火曜日

何になりたいの?


私は獣医師ですが、
自分が何になりたいのか実はまだよくわかりません。
「何になるか」というのは、「何て呼ばれるか」とは違うこと。「ひととして、どうなりたいか」ということです。

動物が好きだけれど、「動物の病気」が好きなわけではない。つまり、病気だけ相手にしていたいわけではない。
知ることは好きだけれど、勉強だけできれば良いと思わない。学校の勉強ができても、ひととして未熟な人間はいる。

はっきりわかっていることは、
自分の得たものを、
自分の力の及ぶ範囲、
自分の背伸びしない範囲で
動物とひとに還元したいということです。
ここで言う「得たもの」とはセミナーで得た知識とか、習得した技術だけではなく、
自分が感じてきたこと、
直感として正しいと思うこと
全て含めてです。

私はまだ若いので(20代ですから、人生の先輩方から見たら、まだ若いのです)
私の中にあるものなど、まだまだ少ない。
ひとの役に立つかどうかもわからない。

ただ、大学生の時に、恩師が私に教えてくださいました。
その人の人生には、何か必ず、お務めとして成し遂げることがある、と。

それに気づくか気づかないかで、人生の意味は大きく変わってくるといいます。

私はまだ、気づいてはいません。
探している段階です。

探さなくても、生けていけます。その方が楽かもしれません。ただ、探さないと苦しい人種もいるのです。

そして、自分を構成する要素になるようなものが、少しずつ見つかると、幸せを感じられるのです。

こういうことを考えていると、大抵変なヤツとか、面倒な子とか、病んでいるヒト、なんて思われてしまうのですが、
私はとても大事なことだと思います。
それに私は今自分をとっても健全だと思っています(笑)


苦しみの中で自分を見つめる時、ひとは成長するのだと、
その後には必ずキレイに磨かれたものが自分の中に残るのだと
今なら言えます。

だから私は獣医師である前にひととして、
自分にできることをやっていきます。




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