こんにちは!
また随分ご無沙汰してしまいました。
かれこれ1ヶ月ほど、毎日パタパタとあちこち駆け回り、落ち着いてパソコンで文章を書く事もできず・・・書いていないと、逆に落ち着かなくなってきたりします^^;
内覧会、おかげさまで3日間無事終わりました。
お花もたくさんいただきました!
思った以上に多くの方にお越しいただき、夫婦+私の母(:お手伝いしてくれました)でバタバタしてしまった時間もありましたが、来てくださった皆様、どうもありがとうございました!
さて、こちらのブログも、名前を「ウィルどうぶつクリニック」に改めました。
いよいよ明日20日から、本オープンです。
ブログやHPも順次アップしていきますので、ぜひご覧ください。
クリニックのHPはこちら⇒http://www.willac.com/
手作りなので、細かい点はご容赦ください~
慣れないうちは不手際も多くご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、どうぞ、これからもよろしくお願いいたします!
今日は、この数日で1番強く考えたことを書きたいと思います。
内覧会の翌日(一昨日)は、国立と府中の患者さまのところに往診に行かせていただきました。
府中の患者さまで、鍼灸をさせていただくのが3回目だったテツちゃん。
震災のあと、福島から保護されて、こちらのトリミングショップのオーナーさんと暮らしていました。
重い病気にも関わらず、16歳とは思えない毛艶の良さで、ふさふさの毛!
徐々に体力も落ちてきて、一昨日の鍼灸治療の際も、寝た姿勢での施術になりましたが、
とてもおだやかに、良いお顔で受けてくれていました。
終わった後も、ウトウト気持ちよさそうなお顔をしてくれていましたので、少しはからだを楽にしてあげられたかな、と思いながら帰ってきました。
昨日、ご家族やお店のスタッフの方々に見守られて、息を引き取ったとご連絡をいただきました。
一昨日、「また来週ね」と言って別れた次の朝のことですから、私も、驚きましたし、ご連絡をみたとき涙が出てきてしまいました。
たった3回の鍼灸治療のお付き合いでしたが、テツちゃんは、新しいご家族のもとで、とても大事にされ、幸せだったんだろうなぁと、とてもよく伝わってくる子でした。
大事にされている子は、表情によく出ます。
そして、動物と真剣に向き合っている人は、なんだか目が犬や猫と一緒な気がします。
目が似ているというか、瞳が綺麗な感じです。
どうぶつと暮らすということを、おそらくかなり軽く考えている人もいるでしょう。
そういう人は、やはりどうぶつと向き合っているときの目つきも変わってきます。
真剣に向き合うというのは、別に高い治療をどんどんするとか、とびきり良いご飯をあげるとか、可愛いお洋服をいっぱい買ってあげるとか、そういうことではなく、
どうしたら人とどうぶつ一緒の生活がより良くなるのか、日頃から模索し、たとえ病気があっても、悩みながらも楽しく、丁寧に付き合っていくということだと思います。
私の行っている治療も、どれだけどうぶつや人の役に立っているかはわかりません。
ただ、テツちゃんのように、最期の大切な時間を少しでもともに過ごさせていただけたのは、私にとっても幸せなことでした。
ありがとう、テツちゃん。と言いたいです。
勝手ながら、テツちゃんのブログをご紹介させていただきます。
http://blog.goo.ne.jp/poshhouse
亡くなった命が、やすらかに眠れますように。
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