ウィルだよ!

ウィルだよ!

2015年9月28日月曜日

学院卒業!また、新たなスタートです

昨日、3年間通った日本獣医中医薬学院を無事!卒業いたしました~!
獣医中医師 に加え、 獣医推拿整体師 という資格も得ることができました。

















昨年、2年間の中獣医中医学本科を卒業した後、昨日まで1年間の鍼灸推拿研究科に在籍していました。

新学年が始まったとたん、妊娠し、クリニックの開業準備とつわりと時期も重なり、今回は卒業できないかも・・・と思っていましたが、周りに助けてもらい、ここまでくることができました(: ;)

学院に在籍していた3年間に、本当にいろいろなことがありました。
結婚、転職、妊娠、開業、ウィルの死、出産・・・
不安なとき、迷ったとき、いつも学院の講師の先生方、同期の先生方に助言をいただき(時に愚痴を聞いていただき)進んで来られました。中医学のみならず、生き方、人の在り方、みたいなものも教えていただいた3年間でした。














↑講師の先生方、同期の2期生の先生方と。


同期の先生方はほとんどの方が開業医で仕事ができるだけでなく、皆さん人柄もおおらかで面白いし、私も本当にいろいろな刺激を受け、自分も成長するぞと前向きな気持ちになれる環境でした。

資格は得ただけでは意味がありません。
昨日の卒業式でも、学院長がとても良いお話をしてくださいました。

鍼灸・推拿治療をすれば、かならず何か変わる。
それは必ずしも私たちが期待している通りの変化ではないかもしれないけれど、良い方向に必ず何かが変わっていると。
どうぶつの声に耳を傾ける大切さ、周りのいろいろな声に振り回されず、芯をもって治療に当たっていく気概をもつこと。























↑左の方が学院長。笑
右の方は、師温会でもお世話になっている、学院校友会会長のとく子先生。
学院長はふざけているように見えますが(笑)、いつも深い話をしてくださいます。


いつだって、新しいスタートは切れる。
いつでも少しずつでもチャレンジする気持ちを忘れずに
私もこれからもっともっと勉強して、患者さんたちの役に立てるようにがんばっていきます!

2015年9月8日火曜日

診療再開いたしました

お久しぶりになってしましました!

9月1日よりクリニックでは診療を再開しております。

1ヶ月も獣医師が不在の動物病院って、あまりないと思いますので、
8月中は「あの患者さんは元気かな」とか
「9月に入ってみなさんまた来てくださるだろうか」とか心配しておりましたが、
さっそく鍼灸治療はじめ診療にもいらしていただきまして、ほっとしております。

しばらくは時短での勤務になりますが、
できる限り患者さま、飼い主さまにご不便をおかけしないようがんばっていきたいと思っておりますので、これからもよろしくお願いいたします。

先日は、娘が初出勤?!しました^^




















「んー」って何考えてるのかな??



先日は、さっそく鍼灸治療の患者さんに盛大な泣き声を披露してしました^^;
これからクリニックでお会いすることもあるかと思います^^
どうぞよろしくお願いします!

2015年8月13日木曜日

無事生まれました!

ブログでのご報告が遅くなってしまいましたが、
7月31日に無事、女の子を出産いたしました!

予定日が8月10日だったので、まだだね~なんて言っていた矢先の、30日の入院からの出産でした。
ご予約をいただいていた患者さま、飼い主さまには大変ご不便、ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。

そんな中、飼い主さまにも「おめでとう!」という祝福のお言葉をたくさんいただき、感謝の気持ちでいっぱいです(泣)

8月いっぱいは診療はお休みさせていただきます。
トリミング・ペットホテルは通常通り行っておりますので、ぜひご利用ください☆

診療は9月1日(火)から再開する予定です。
ご予約はお電話でお願いいたします。
☎042-533-4183

出産を経て、産前よりも産後のほうが体のダメージが大きいことに驚いております。
多くの飼い主さまに、「産後はしっかり休まないとダメだよ!」と言っていただいていたので、その意味を今、痛感しております・・・!
今は自分の体を休ませつつ、赤ちゃんのお世話に勤しみます^^

毎日、赤ちゃんの顔を見ながら、ついこの間までこの子は自分のお腹の中にいたんだととても不思議で、でも幸せな気持ちになります。

予定日より早まったこともあり、ちょっと小粒で生まれてきましたが、母子ともに元気で退院できましたし、これからゆっくり、大きくなってくれたらいいなぁと思っております。

わからないことだらけで不安になるのは、人の子育てだけでなく、おうちにいるどうぶつのことでも同じだなぁと思います。
言葉が話せないから、こちらが汲み取ってあげないといけないのは赤ちゃんもどうぶつも同じですよね。
復帰してからも、飼い主さんの「わからなくて不安な気持ち」を少しでも解消できるような診療をしよう!と改めて思いました。

これからも、家族で力を合わせて、この子も、クリニックも育てていきたいです。
ウィルもきっと見守っていてくれると思います。

これからも、ウィルどうぶつクリニックをよろしくお願いいたします。








2015年7月14日火曜日

あと少し

一気に夏が来たみたいな日です。
どうぶつも人もバテてしまいそう。皆さんのお家は大丈夫ですか?
熱中症には気を付けましょう!

先日の日曜日は、日本獣医中医薬学院研究科の最後の授業でした。
もう授業がないと思うと、いつまでも教えてもらえる側ではいられないんだなぁとちょっと切ない気持ちになります。
学院に行くと、私も学院の先生方みたいになるぞ!と改めて思います。急には無理でも、10ヶ年計画くらいで^^;


臨月に入りました。
いつもちょこちょこペンギン歩きだしすぐ息が切れるし、仕事中だけはテキパキと!と思っていてももう思うように動けません。
苦しくて夜寝られないことも多く、「明日も仕事なのに…」とイライラしたり家の中を徘徊したりしていますが、そんな時は以前に読んだ本をまた読みかじったりして、「大丈夫、大丈夫」と自分を落ち着かせたり。

幸い、お産に関してとっても不安、ということは今のところないのですが、どちらかというと、寝られない夜に気になってしまうのは、お休みをいただいている間の患者さんたちのことです。

自分がお休みしている間に具合が悪くなったら、迷惑をかけちゃうな。。。とそればかり心配してしまいます。そんな時は不安がどんどん膨らんでしまって、すでにお腹がパンパンなのに、頭も胸もパンパンになってしまいます。
自分がいないと、なんておこがましい考えかもしれないけれど、普段頼りにしてくださっている方々に申し訳ない気持ちになってしまうのは、職業柄というか、性格というか。

でも、私なんかより、飼い主さんたちの方がよっぽどどっしり構えていてくださるというか、飼い主さんたちの方が、私のことを心配してくださっていて、
しっかり休まないとダメだよ、とか、先生も頑張ってね!と応援してくださいます。

本当に、ありがたいことです。

世の中には、開業しておいて、出産で休むなんて無責任な、と言う人もいるでしょう。
でも、人の言う、「これが常識」ということは、たいてい当てはまらないものです。それが、誰かを批判するような「常識」である場合特にそうだと思います。

私の選択も、批判する人もいるでしょう。
ただ、これが私の、というか、私たち夫婦の仕事と生活に関する選択であり、
それは、どこかの何某さんの言う「常識」にとらわれてはいけない部分だと思っています。

この数ヶ月で、私はとても大事だと思う命とのお別れを経験し、今度は一番身近で命の誕生を体験することになります。それがきっと、これからの患者さん達への治療になんらかの形で役に立っていくのではないかと思っています。

だから、前向きに、きっとうまくいくよ!という気持ちで乗り越えていきたいと思っています。

ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。









2015年6月26日金曜日

心癒すもの

今日は、ウィルの月命日です。
もう1カ月経ったなんて信じられないくらい、時の流れは速いです。

Facebookにも載せさせていただきましたが、
飼い主様からたくさんのお花や、素敵なロウソク、絵本、似顔絵などをいただきました。

おかげさまで、ウィルのお骨の周りはいつも賑やかで、私たちも心が癒されました。
皆さまのお心遣いに感謝いたします。

ウィルがつないでくれたご縁をこれからも大切に、日々精進していきたいと思います。



素敵な浮きロウソク。
タイトルからすでに泣いてしまいました・・・
飼い主さまで、漫画家の方が描いてくださいました^^
今はクリニックの受付に飾らせていただいています。


私も妊娠9か月も半ばに入りました。
今までサクサク動けていた(つもり^^;)のが、クリニック内でもちょこちょこ歩きになってきました。

獣医師が自分しかいない状況での、妊娠・出産・産休はとても勇気がいることで、
お知らせを出すのもはじめはためらわれました。

そんな中でも、飼い主様から、
「先生も無理しちゃだめだよ」
とか
「先生もお大事にね」
と言っていただけると、とても嬉しくほっと安心できます。

初めてのことだらけで、皆様にもご迷惑をおかけしてしまうことも多いかと思いますが、
できる限り丁寧に診察・治療を続けていけるよう、心がけていきますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

臨時休診や獣医師不在のお知らせは、
クリニックのHP

http://www.willac.com/

に載せていますので、合わせてご覧ください。


2015年6月8日月曜日

たくさん泣いています

ウィルが亡くなって2週間が経とうとしています。

たくさんの方から、あたたかいメッセージやお悔やみのお花をいただきました。
ウィルは本当に、幸せ者です。
ありがとうございます。

私は以前から、ウィルが亡くなったら絶対ペットロスになるだろうと思っていました。
今の状態がペットロスに値するかはわかりませんが、仕事以外で気が抜けると、涙がボロボロ出てきたり、無気力になったりします。

でも、悲しい、さみしい、会いたいという気持ちは、あれだけ大事にしていたら当然起こるもので、
当分、平気になんてならないんだと思っている分、
「元気にならなきゃ!」とか、「前向きにならなきゃ!」とは全く思っていません。
そんなことしたら、自分が崩れてしまうでしょう。

今は毎日、お骨の前で楽しかった思い出話をして笑ったり、泣いたり、感情がくるくると変わって忙しいですが、
写真の中のウィルは本当に幸せそうな顔をして、満ち足りた顔をしているので、
きっとこの子の人生は満ち足りていたのだと、家族でも話しています。

犬の一番の幸せって、きっと飼い主さんと一緒に楽しく過ごすことです。



飼い主さんが一番苦しいのは、その子が苦しそうにしているのを見ているときです。
きっとそういうときは、楽にしてあげたい、痛くなくしてあげたいという気持ちが一番強いのではないかと思います。
近年は獣医療も進歩して、高度な検査や手術も、選択肢として提示されるようになってきました。

でも、この状態で全身麻酔をかけて大丈夫なのか?とか、
やってあげないと、飼い主として失格なのか?とか、
飼い主さんが悩まれることも増えたのではないでしょうか。
高齢の子の場合は、なおさらでしょう。

私は、一番大事なことは、飼い主さんが、どうしてあげたいかということを、しっかり考えることだと思います。
獣医は、あらゆる可能性をお話して、あらゆる選択肢を提示します。それも仕事です。

ただ、この子は本当に、それを望んでいるのだろうか?
家族はそれで幸せか?というのは、
ご家族にしか決められません。
獣医に、すべて任せきりはいけません。


私は、ウィルが亡くなる前、飼い主の立場で、これ以上の積極的な検査や手術はしないと、家族と相談して決めました。
私たちのもとを離れて何かされることを、今の状態でウィルは望まないだろうと、思ったからです。

獣医としては満点診療ではなかったかもしれません。
でも、飼い主として、どうしてあげたいかを考え、最期の時間を大切に過ごせたことは、良かったと思っています。

ですから、迷われているときは、たくさん話しましょう。
いろんな先生の話を聞くと、余計迷ってしまうこともあるかもしれませんが、
それでも、きっと後々、自身が納得するためにも必要なことだと思います。

どうぶつたちの本心は、本人に聞いてみないとわかりません。
ですが、私は、飼い主さんが望まないことは、どうぶつも望まないだろうと思っています。




自分が死んだときに、ウィルに胸を張って会えるように、今日も笑顔でお仕事をしたいと思います。




2015年5月28日木曜日

今までありがとうね、ウィル。

私の愛犬であり、クリニックの看板犬であり名誉院長であったウィルが、一昨日亡くなりました。
10歳でした。

最期の2週間は、毎日朝昼晩尿道にカテーテルを入れておしっこを出してあげて、でも自分でも出すぞーって力んだりできて、
亡くなる前々日まではお母さんの手作りご飯を自分から食べたり、笑ったりできて、
前日はフラフラしながらも自力で車に乗り込んでクリニックに出勤して、
帰りも「お家帰ろう」って言ったら、何とか立ち上がって車に乗り込んで、帰ってきました。

最期は、お母さんと、旦那さんと、私と、3人で看取れました。


こんなに、きれいなまま、可愛いまま、自分の命を一生懸命駆け抜けていった子を、私は見たことがありません。

もう長くないとわかってはいたものの、なんとか少しでも楽になってほしいと、毎日鍼やお灸をしました。お灸をすると、ふーっとため息をついて、ほっこりした表情になりました。
大好きなチーズも、人用のものはほんとはダメなんだけど、たくさんあげました。嬉しそうに食べていました。


だんだんお腹が大きくなってきた私を、これ以上疲れさせないように、闘病生活を短くしてくれたのかもしれないね、と母が言ってくれました。
「志織ちゃん、今日もちゃんと診察に行ってきてね」というように、朝早く、私たちの見守る中で息を引き取りました。
最期まで、良い子でした。

本当は、もっと一緒にいたかった。
生まれてくる子にも、会ってほしかった。


でも、一緒に過ごしてきた10年間は、私にとって本当に素晴らしく、教えてもらうことがたくさんたくさんあった、何物にも代えられない10年間でした。


もっと早く気づいていてあげたら違ったのかとか、
いつも、診察の一番あとになってしまってごめんね、とか、
自分が獣医として非力だったからなのか、とか、
考えてしまうこともたくさんあります。

でも、自分にできることは全部してあげたし、
ウィルもきっと、最期のときをクリニックで一緒に過ごせて、治療も全部私がしたことを誇りに思ってくれていると思います。

今はもう、涙しか出てきません。

でも、ウィルがいたからこそ私は小動物臨床に進もうと思えたのだし、
ウィルのためにと思ったからこそ、鍼灸の道に進んできたのだし、
ウィルがいたから、自分のクリニックを開こうと決意できたのでした。

だから、毎日のお仕事は、ウィルのためにも笑顔でしたいと思っています。

ウィルを可愛がってくれた皆さん、本当にありがとうございました。
お見舞いに来てもらったり、お見舞いのフルーツをいただいたり、こんなに幸せな子はいません。

これからもウィルは、クリニックの看板でニコニコ皆さんをお迎えし続けます。